重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、マダニが媒介する感染症です。
では、マダニはどんなところにいるのでしょうか?
ちなみに世界には約800以上の種類があり、日本でも47種類が生息しているそうです。主な生息場所は、シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が出現する環境に多く生息しています。ただし、民家の裏庭や裏山、畑などにも生息している可能性があります。
身を守る方法は、まずそのようなところにはいかないことですが、どうしても行かなくてはいけない場合は、「腕・足・首」などの肌の露出を少なくすることです。
生息の可能性がある場所から帰ったときは、絶対に上着や作業着は家の中に持ち込むことはしないようにしましょう!また、入浴時にダニがついていないかチェックすることも大切です。たとえば、ガムテープで着ていた服に貼ってチェックするのもいいでしょう。
マダニに咬まれてから約6日から2週間が潜伏期間とされています。SFTSの患者は5月に多く発症しているそうです。
とにかく、生息場所には近寄らないことが一番いいかと思いますが、5月くらいはちょうどバーベキューなど野外のイベントも多くなる時期です。楽しいイベントにするためにも、しっかりマダニ対策をしましょう